循環器領域に貢献する医薬品メーカー
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プロフィール

独創的な新薬を世に送り出し、人々の健康に寄与する。

1943年に創業したトーアエイヨーの基本理念は、時代の変化に対応しながらも現在まで受け継がれています。
画期的な製品「ビスラーゼ」、「フラビタン」でビタミン療法に大きく貢献した後、循環器領域に参入。
ときあたかも、冠疾患集中治療室・冠動脈造影など急性期医療の創世期にあたり、時代のニーズを捉えた4種類のユニークな狭心症治療薬を研究・開発し、着実な成長を遂げてきました。
新しい健康を創造する新薬の追及。
トーアエイヨーの使命は着実に循環器領域に、医療現場に、社会に、貢献していくことにあります。

トーアエイヨーは蚕から生まれた

・・・もちろん文字通りの意味ではありません。
親会社にあたる片倉工業(当時は片倉製絲紡績)では、かねてより養蚕に携わっており、繭から絹糸をとったあとの蚕蛹はもっぱら養魚飼料として使われていました。
しかし、「蚕蛹をもっとうまく有効利用できないものか」と考えた折も折、蚕蛹にビタミンB2の含有量が多いことが明らかになったのです。
早速、蚕蛹を主原料とするビタミン剤の研究・開発に乗りだし、1943年、製品第1号「ビスラーゼ錠」が誕生しました。
当時の国民栄養調査でビタミンB2の不足が指摘されていました。研究を重ねた結果、1956年には体内で直接生理作用を発揮する補酵素型のビタミンB2製剤「フラビタン」の製品化に成功し、トーアエイヨーは一躍、ビタミンB2製剤トップメーカーの地位を確立しました。

循環器領域への挑戦

転機が訪れたのは、1980年代のことです。
ビタミン療法に新時代を築いたトーアエイヨーでは、新分野での研究・開発を目指し、模索していました。そのターゲットとして浮上したのが循環器領域、狭心症治療のための新薬だったのです。
ただし、着眼点は、従来の薬剤とはまた一線を画するものでした。狭心症の発作寛解に効果があるのが硝酸薬です。その成分である硝酸イソソルビドを徐々に放出することで、発作の寛解ではなく、発作を予防する新薬はできないものか。そんな発想のもと技術陣が新薬の開発に着手。
試行錯誤を経て、ついに1981年、日本で初めての長時間持続型製剤「フランドル」が発売となったのです。

手がスースーするのはなぜだ?

ところがフランドルの開発中思いがけないことが起きました。
「硝酸イソソルビドの原末に手が触れると、なぜかすごくスースーするんですよ」と語るのは当時の開発スタッフ。不思議に思って調べてみたところ、フランドルの主成分は皮膚からも吸収されることが明らかになりました。
これがヒントとなり、さらに画期的な新製品が生まれる結果となりました。皮膚に直接貼付し、しかも全身作用を有する我が国初の貼る心臓薬「フランドルテープS」がそれです。

高齢者の世紀がやってくる

さて、将来の日本人の健康についても目を向けてみましょう。
平成17年の日本人の平均寿命は男78.53歳、女85.49歳。まさに、世界有数の長寿国です。
こうした平均寿命の伸びは反面で、高齢社会という問題を投げかけています。今後、団魂の世代の高齢化や、少子化などによって、人口における高齢者の割合が急速に増加することが見込まれます。平成18年時点で既に日本国民の5人に1人は高齢者であり、21世紀半ばには3人に1人が、65歳以上のお年よりになるというのです。日本人の平均寿命が伸びたのは、生活環境の改善や医学の進歩がもたらした大きな成果といえるでしょう。
このような人口の高齢化はわが国だけでなく、欧米先進国、中国、韓国などのアジア諸国でも進んで行くと見られます。生活習慣病や循環器領域の疾患の増加など、21世紀は「高齢者の世紀」に他ならないのです。
人類がかつて経験したことのない状況を将来にひかえ、いま何をなすべきなのか。
トーアエイヨーの取り組みはすでに始まっています。

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