ハートのコラム 第5回 薬の作用について

ハートちゃん

病気を治したり、症状を軽くしたりする、薬本来の目的への働きのことを主作用といいます。また、薬が原因で、顔や体に湿疹が出たり、胃が痛くなったりするなど、 薬本来の目的以外の働きのことを副作用といいます。
例えば、頭痛薬は解熱鎮痛が主作用ですが、胃粘液の分泌を抑える働きもある物質ならば、胃・十二指腸の炎症等が副作用として現れることがあります。同様に、かぜ薬や鼻炎薬などに配合されている 抗ヒスタミン薬は、鼻炎を抑え、鼻水を止める主作用に対し、神経の伝達を抑えるため、眠気、倦怠感、口の渇きなどの副作用も発現する場合があります。場合によっては、アレルギー性の副作用も起こります。
薬の主作用と副作用は、どちらも薬が本来持っている作用ですから、副作用のまったくない薬はありません。必要以上に副作用を心配する必要はありませんが、医師や薬剤師の指示にしたがって、 市販薬の場合は説明書を良く読み、用法・用量を正しく守ることが、副作用を防ぎ、治療効果を期待するうえで大切なことなのです。