ハートのコラム 第12回 睡眠と心臓のカンケイ

ハートちゃん

「睡眠時無呼吸」は就寝中に、一時的に呼吸が止まる状態が何度も起こる症状です。充分な睡眠がとれないため、日中に強い眠気や疲労感を感じ、交通事故を引き起こすなど、社会的にも注目されています。
この疾患は心臓にも大きな負担をかけます。無呼吸状態になると、空気を取り込もうと横隔膜が押し下げられ、胸腔内の圧力が下がります。心臓は、下がった圧力の分も補わなければなりません。さらに呼吸再開時の急激な血圧上昇に加え、頻回の呼吸中断で、交感神経が緊張するため、心臓の負担は増大します。
睡眠時無呼吸は、心臓や全身の血管系の負担となり、高血圧や大動脈疾患などの心血管疾患、さらには心筋梗塞や脳卒中で亡くなる危険性もあります。
当社は公益財団法人日本心臓財団に協賛し、睡眠時無呼吸症候群に対する啓蒙ポスターや予防法の小冊子を作成しています。