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企業理念

企業理念

「循環器領域を中心に独創的な新薬を通して人々の健康に寄与する」

経営ビジョン

「循環器領域及びその周辺領域の新薬、付加価値後発品等の研究開発に取り組み、
医療現場で真に必要とされるスペシャリティファーマを目指す」

トーアエイヨーの行動指針

社長メッセージ

代表取締役社長 髙橋 敦男
「一緒にわくわくすることができる人を
待っています」
代表取締役社長 髙橋 敦男

当社は循環器領域のスペシャリティファーマとして、虚血性心疾患、不整脈、心不全の各領域を中心に数々の製品を生み出し、循環器医療に貢献し続けて参りました。
当社の歴史は長く、世界遺産である「富岡製糸場」の最後の民間オーナーである片倉工業株式会社により、蚕蛹中のビタミンB2の高度利用を目的として1943年に設立され、ビタミン製剤の企業としての地位を固めました。1980年代には高齢化社会を見据えて、時代に先駆けて循環器領域へ転換するなど大きな挑戦をしながら成長を続けてきた会社です。

皆さんに、経営ビジョンを実現するため当社が実践している3つの行動指針についてお示しします。

1つ目は、「挑戦」です。当社は少数精鋭の企業であり、様々な制約や限られた資源の中で、当社だからできることは何かと知恵を絞り妥協することなく挑戦を続けてきました。設立当初の蚕蛹の高度利用研究の事業化、ビタミン領域から循環器領域への転換、世界初・日本初と称される製剤の開発など、挑戦こそ、当社を成長させてきた原動力であり伝統です。

2つ目は、「創造」です。製薬企業としての貢献の仕方は、時代と共に常に変化します。既存の概念・価値観にとらわれず、多様化する医療ニーズに応える新たな治療の選択肢を創造し医療現場に提供することで、真に必要とされる会社を目指しています。

3つ目は、「誠実」です。トーアエイヨーというブランドは、社会、顧客からの信頼を築き上げること無くしてありません。当社が長きに亘り存続できたのは顧客の皆様が支え続けてくれたからです。なぜ、支え続けてくれたのか。社員一人ひとりが自分の仕事に対して妥協することなく、誠実な取り組みを続けてきたからだと考えます。

さて、私が好きな言葉に、"We make amazing things happen"という言葉があります。皆で、「わくわくすることをしようよ」「凄いことをやろうよ」といった意味です。一人ひとりの生き方においても、会社でも、未来に向けてこうした姿勢が大切ではないかと考えています。

医薬品業界は今まさに、変革期の真只中にありますが、私たちの使命は、よりよい医薬品づくりを通して人々の健康に寄与することです。挑戦・創造し、誠実さをもって一緒に"amazing things"を実現できる皆さんと働けることを心から楽しみにしています。

事業内容

トーアエイヨーは75年以上の歴史を持つ日本の製薬会社です。ビタミン製剤のトップメーカーを経て、循環器疾患*を中心とした医療用医薬品メーカーとして人々の健康に寄与しています。また、近年では新薬に加え、服薬アドヒアランス改善や識別性の向上などを目的とした付加価値後発品の開発にも積極的に取り組んでいます。
当社の強みは、高い製材技術力と循環器領域の専門性。国内初の貼る心臓薬を開発するなど医療ニーズに寄りそったユニークな製品開発ができる企業として評価をいただいています。循環器領域のスペシャリティファーマとして患者さんにより良い品質の製品をお届けするため、私たちは日夜挑戦し続けています。

*循環器疾患:虚血性心疾患、不整脈、心不全など

日本初の貼る心臓病薬「フランドルテープ」
日本初の貼る心臓病薬「フランドルテープ」

今後の事業展開

当社はスペシャリティファーマとして、循環器及び周辺領域(腎臓、希少疾病等)の多用なニーズに応えるために、医薬品のみならず、健康食品(機能性表示食品)、診断薬・医療機器等についても参入の可能性を検討しています。
将来的に、健康維持、疾患予防から疾患診断・治療まで、ヘルスケアをトータルサポートできる会社を目指しています。
また、医薬品販売についてはこれまで他社に委託する形を取っていましたが、2021年に流通機能を構築し、自社販売体制を整えました。これにより多様な販売提携等の事業を模索することが可能となりました。
今後、医薬品の共同研究・開発や製品のライセンス活動にも一層注力し、パイプラインの獲得や自社製品の導出に努め、循環器領域のスペシャリティファーマとしてより一層存在感を強めてまいります。

近年の製品のライセンス活動

  • ライセンスアウト

    当社代表製品のひとつである「ビソノ®テープ」の中国での開発・販売に関する契約を深圳万乐药业有限公司(中国広東省深圳市)と締結し、中国での開発を進めています。

  • ライセンスイン

    ・海外企業から健康食品を導入し、販売開始に向け準備を進めています。
    ・大阪大学から中性脂肪蓄積心筋血管症治療薬「CNT-01」*を導入し、現在、臨床試験を行っています。

    *中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)は、2008年、我が国において心臓移植待機症例から発見されました。治療薬が存在しない重篤な疾患であることから、その治療薬候補であるCNT-01は先駆的医薬品等指定制度の対象品目に指定されています。

事業所展開

トーアエイヨーでは、生産の拠点として福島工場および仙台工場の二つの自社工場を稼働し、グローバル基準の徹底した品質管理と安定供給体制を整えています。また、医薬品の適正使用に必要な情報を医療関係者へいち早く提供するため、全国でMR活動を展開しています。研究の拠点は福島工場と同敷地内に集約され、隣接する製剤技術センターおよび合成技術センターでは原薬製造および製剤技術開発を行い生産移管までをスムーズに行っています。

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