医薬品の有害事象情報を精査
し、適正使用のための情報を
発信する
Y.H.

安全管理職(安全管理課)

2017年 入社

医薬品のリスクを管理し、患者さんを副作用から守る

医薬品投与後に起きた「好ましくない事象(有害事象)」のできる限り詳しい情報を入手し精査したのち、自社医薬品が適正に使われるための措置を検討することが私たちの仕事です。個々の症例が副作用か判断するには、投与状況や併用薬、基礎疾患等の背景因子を考慮する必要があります。薬学部出身のアドバンテージはありましたが、基本的には日々の地道な評価経験の積み重ねが大切。入社から半年ほどたった時、患者さん像が浮かび真に深い判断ができた手ごたえを感じました。

正しく、そして安全に使われてこそ医薬品の価値を証明できる

個々の有害事象について、自社医薬品の副作用か、注意喚起が必要かを判断するのは難しいことです。やみくもに禁忌への追加等の「使用上の注意」改訂を行うと、本来その医薬品が有効である患者さんに使用していただけず本末転倒となります。リスクとベネフィットのバランスが重要であり責任を感じますが、ロジカルな評価に基づく適切な注意喚起が副作用の発現件数減少につながり、仕事の成果を実感できます。何より医薬品の適正使用を通して社会に貢献できるのは、この仕事の大きな魅力です。

変化する状況に合わせて、学ぶべきことはどんどん学びたい

個々の症例を丁寧に読み解いていくことが何より大切ですが、昨今では世界各国の蓄積された膨大なデータをもとに「統計的に有意差があるので、この医薬品はこの副作用との関連性が高い」というような判断をする潮流となっています。主要国のレギュレーションを理解したうえで、こうした統計手法を用いたリアルワールドデータの評価にも積極的に挑戦していきたいです。そのために、データサイエンスの統計検定の資格取得を目指しています!

ONEDAY
SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 9:00

    業務開始
    メールチェック、検討会準備

  • 9:30

    安全性情報検討会
    (入手した安全管理情報の
    評価妥当性を検討)

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    検討会をもとに症例評価票作成

  • 14:00

    個別症例評価
    (個々の有害事象について評価)
    集積情報評価
    (類似の副作用情報から、因果関係
    及び安全対策要否を検討)
    当局報告
    (医薬品医療機器等法に基づく副作
    用等の報告)

  • 17:30

    業務終了

COLUMN

医薬品の適正使用を推進し
副作用を防ぐ

Pharmacovigilanceは「医薬品安全性監視」と訳され、医薬品の適正使用に関わる重要な仕事です。開発段階でも医薬品の副作用には注視していますが、市販され多くの患者さんに使用されることにより、初めて発現する副作用があります。私たちは、収集された有害事象報告に対し、重篤性・因果関係・予測性(新規性)の観点から評価・情報集積し、適切な安全確保措置をとることで副作用発現の未然防止につなげています。

※掲載内容は取材当時のものです。

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